【前半】学校との意見交換(参観、託児、ベルマーク)
以前、はちP会員さん向けの「学校をよくする*みんなの声」において、保護者の皆さんから送られてきた意見に対し、11月に学校と意見交換をさせて頂きました。
皆さんの意見で大きく進んだ内容もあり、大変有意義なアンケートとなりました。ぜひ、はちP会員さんもそうでない方も、学校に関わる全ての方にお読み頂きたいと思います。
全部で8つの意見に対して回答を書いております。前編・後編と2回にわけてブログに記しております。
校長先生、教頭先生、他の先生方も含め検討して頂いたとの事で、保護者の意見に向き合って頂き感謝致します。
1件目:参観日の時間枠
2件目:参観日の託児環境
3件目:そうじ参観
4件目:ベルマークのお返し
参考までに送られて来た意見全文は、このページの一番下にURLをつけておりブログページに飛びます。
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(1件目)
参観日の時間枠
🙋【保護者の声】
小学校に子供が2人以上いる家庭では、1時間のうちに複数名の子供の教室を行き来しないといけなくなり、せっかく仕事を休んでもあっと言う間にバタバタ時間が過ぎてしまいます。授業参観の枠を広げてもらえる様になるとありがたいです。
学校に検討していただいた結果、授業参観の時間枠を広げることに前向きに動いて頂ける事になりました!
授業参観の日は「自転車」の往来も多いので、児童と自転車の接触事故を避けるために、中休みと昼休みが重複しない時間帯である「3時間目と4時間目の2時間続きの枠」が現実的ではないかと考え、来年度(4月以降)から授業参観時間の枠を拡大できる様に検討して頂けます。
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(2件目)
参観日の託児環境
🙋【保護者の声】
未就学児を連れての授業参観が大変です。下の子がグズっていると周囲の目が気になり遠慮してしまいますし、家に見てくれる人もいないので、しっかり授業参観に集中出来ません。参観の間、託児してくれる環境があると助かります。
幼稚園や保育園と異なり、未就学の子供を預かる事に対する免許をもつ人がいない事、そういう環境の部屋もない事から、託児サービスの導入は現時点で難しいとの事です。
1件目でお伝えした通り授業参観枠が2時間になる予定ですので、お子さんの機嫌のいい時を狙ってみるなど、以前より小さいお子さんを連れて行きやすくなるのではと思います。
とは言え、やはり未就学児連れの参観は大変かと思います。
これは、はちPスタッフからの提案ですが、「ファミリーサポートセンター」という近江八幡市の制度の利用をおすすめします。本部スタッフの中でも、過去にこのサービスを利用した事がある人は数名います。有料ですが安価ですし、しっかりお任せできるので安心です。
こども家庭庁が主催で全国996市区町村で展開されている一般的なサービスであり、地域の子育ての支え合いを促進するサービスです。授業参観時に小さい子の面倒を見ておいてほしいと思う方は、2時間だけなど利用されてみるのはいかがでしょうか。
近江八幡ファミリー・サポートセンター事業
https://www.city.omihachiman.lg.jp/soshiki/shien/4/2/729.html
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(3件目)
そうじ参観
学校を少しでもキレイに保つために、授業参観と掃除のお手伝いをあわせた「掃除参観」というのはどうでしょうか。1人の先生では30人の児童に教えきれないと思うので、保護者が掃除の仕方を教えて、そのまま5時間目に授業参観にいけると良いと思います。
✅【意見交換の結果】
意義はとても良くわかるものの運営の手間に不安がのこり、企画としてまとまりきらず保留となりました。
掃除参観は調べてみると他の地域でもしている学校があります。そうじ参観だけだと参加者も少ないので、希望者が多そうな「給食試食会」と組み合わせで行うのはどうか?と本部スタッフからは提案させて頂きました。
実は、子供たちだけでは学校を掃除してもキレイになりきらないので、夏休み中や学校が終わってからの時間で、校長先生が学校中のトイレ掃除をされたりしています。
この件に関しては、すぐに答えは出ませんが、お互いに考え続けていきたいと思います。
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(4件目)
ベルマークのお返し
🙋【保護者の声】
ベルマークのお返しは各家庭に不要だと思います。
過去に消しゴムや鉛筆を頂いた事はありますが、好みのものじゃなかったり、推奨されない濃さ(低学年にHB)だったりした為、結局あまり使わずに、せっかく集めたベルマークがもったいないなという気持ちがありました。
各家庭、ボランティアの気持ちでやっていると思うので、お返しの事は気にせず学校で本当に必要な物の購入に使って頂きたいと思います。
✅【意見交換の結果】
学校側:「学校にはベルマーク委員の児童がいて、その子供達が返礼品を考えています。各家庭に返礼するかどうかも含めて子供の考えを尊重したいと思います。」
以上が学校側からの返答でしたが、本部スタッフからは「子供の考えを尊重するのは大事な事ではあるけれど、お返しをしないで本当に必要な物だけに使うという選択肢があるという事と、その意義も子供に伝えてほしい」とお伝えしました。
話を聞くまで「子どもたちが決めている」ということを知らなかったので、それだけでも意見交換の意味があったように思います。
後半へつづく
学校との意見交換(時間割、水着、公式LINE、熱中症対策)
https://hachiman-es-8p.blogspot.com/2024/12/line.html