(Cさんのケース)保護者が誰も賛同しなかったら改革のチャンスが消えてしまうと思った
はちP本部スタッフ Cさん
・2022年度 八幡小学校PTA 理事 人事教育推進部長
・2023年度 保護者の会(はちP) 本部スタッフ
・2024年度 保護者の会(はちP) 本部スタッフ 継続予定
(1)なぜPTA改革に関わることになったのか
私は、区から1名選出するルールにより前年度(2022年度)にPTA理事を務めていました。
役職は会長を逃れ、人権教育推進部の部長をする事になりました。
年度始めはこのまま、深く考えることもなく毎年やっている事をそつなくこなして1年が終わればいいやという気持ちでやっていました。
おそらくそう言う気持ちで引き受けている方は私以外にも多いと思います。
ところが、前任の教頭先生が、今のPTAについての問題点を指摘し、PTAの改革について提案してくださった事をきっかけに、私なりにPTAの存在意義について考える様になりました。
PTAの活動は本当に学校や子ども達の為になっているのか、親自身の負担になっているだけではないのか。
教員である立場の教頭先生からPTAの改革を提案されるのは、大きな賭けだったと思います。ここで、保護者が誰も賛同しなかったらこのチャンスは消えてしまうと思い、私自身もPTA改革について関わっていこうと決めました。
PTAの改革は決して楽な事ではなく、今まで当たり前の様に続けていた事を、たくさんの意見がある中でひとつにまとめるのは大変でしたが、学校と保護者が協力することで実現できたと思います。
はちPとして2023年度の今でも活動しているのは、自分も関わって改革したからには、軌道に乗るまではやりとげたいと思ったからです。
今でははちPとして活動する中で、自分の中の固定概念をくつがえされる事や、学校の新たな一面を発見する事など、今までのPTA組織では経験できなかった事を経験することで、自分自身も楽しく活動しています。
(2)やってみてよかったこと
初めは方向性や改革後の調整にいろいろ迷うこともありましたが、軌道にのりだしてからは、自由に楽しいことを企画できることに面白さがありました。
中でも、今年度は創立150周年ということもあって、先生方と何かできないかと意見を出し合い、学校開放ディを企画しました。
普段お世話になっているボランティアさんやみまもり隊の方々も含め、予想よりもたくさんの地域の方々が学校に来てくださいました。
そこで「ありがとう」や「楽しかった」というお声をたくさんいただき、企画や準備は大変でしたがとても充実した時間を過ごすことが出来ました。